土に帰る、ということ

 私は、生活面ではあまりしっかりしておらず、部屋もあまり綺麗ではありません。
と言っても、生活するのが少し辛い程度の汚さです。
親族からは度々「整理整頓をきちっとしなさい」と言われます。
周りの方々が見てもあまり良いものではありません。
ですが、そんなだらしない正確だからこそ、貴重な体験が出来ることもあります。

 私の部屋には小型の冷蔵庫があって、そこに好物のリンゴを幾つか入れていました。
小腹が空いたときにそこからリンゴを出して食べる、そういった生活をしておりました。
しかし、好きと言っても毎日食べる程ではありません。
そのときも約半月、リンゴを冷蔵庫内に放置しておりました。
このとき、ちゃんとリンゴを全て食べておくべきでした。
冷蔵庫なら大丈夫だろうと高を括っていたのですが、保存しておいた内の1つが少し腐ってしまったのです。

 まだ全体ではなく、ほんの1部分だけ変色しているだけ。
これならまだ大丈夫かもしれない。
そう思って、変色した箇所を避けて齧ってみました。
あの甘い味は全くせず、代わりに苦い味が口の中に広がりました。
まるで、土の様な臭いが広がったのです。

 危ないとすぐに判断し、食べるのを止めました。
が、私はこのとき「土に帰る」という言葉を思い出しました。
あれは何かの喩えではなく、本当に土に帰る(戻る、或いは同じ成分のものになる)ということだったのだろうな、と。
また同時に、自分達が今口にしているものは、大地が生み出したものなのだな、とも感じました。
食物を粗末にしてしまうことがあった私でしたが、このときから、食物のことに関してはきちんとするようになりました。

 だらしない生活をしていた自分に対する、何らかの教えだったのかもしれません。

玄関先のプランター野菜達

100均で買ってきたミニプランターにミニトマトとベビーリーフの種を植えて早5ヶ月がたちました。
5ヶ月ともなるとこの夏の時期何かしら収穫できるのでは?と思われますが実は、2度程青虫達にベビーリーフをサラダバイキングかのごとく食い荒らされてしまっております。
種蒔きして水あげとけば育つだろうと簡単に思ってたんですがなかなか甘かった様で反省。
育ててる方のブログなどを見て真似てみるもののやっぱり青虫に荒らされてせっかくフサフサに育った可愛いベビーリーフ達もしまいにはいつも枯れ果てるんですよ。

一方ミニトマトの方はというと水やりのタイミングが良くないのがこの猛暑でみるみる枯れて元気がなくなり、もちろん実なんか実らず挫折しました。

何度も何度も挑戦しては枯れ、挑戦しては食べられ、その度に家の隣の歩道の草のところに枯れた苗ごと土を捨ててきましたが、今日なんとその歩道の土からベビーリーフが発芽しました。
あんなに手をかけても育たなかったのに歩道に土を返した途端立派に発芽するとは、なんとも悲しいプランター菜園でした。

まだ夏も1ヶ月歩道残ってますし明日また種蒔きをします。
今度こそは頑張るぞ!

グリル野菜おいしかった!

野菜をたくさんいただいたんですよ。
主婦としては嬉しい限りです。

で、何を作ろうかなと思いついたのが、グリルして食べるっていう料理。
料理といえるのだろうか?
実は野菜をグリルして食べるなんてしたことなかったんです。
なんか、オーブンレンジでオーブン機能とかグリル機能って、暑くなりそうだし、時間かかりそうだし、あんまり頭になかったんです。

でも、今日はチーズもあったし、少し涼しかったし、挑戦!
ジャガイモやかぼちゃ、ブロッコリーはあらかじめ火をいれておいて、あとは耐熱皿に全部の野菜とウインナー、ツナ缶をはらはらと野菜の上にちりばめて最後にとろけるチーズ!
うーん、香ばしいおいしさ!
バーベキューとも違う香ばしい感じはなかなかね。
本当はなんかもっと違うのかな?と次回への挑戦課題を残しつつ平らげました。

レパートリー増えた感じで嬉しい!よし、もっと研究しまーす!

大人の変身ベルト

私は「龍が如く」というゲームシリーズが大好きだ。

普段はゲーム機にまったく触らないのだけれど、一年か二年に一回、そのシリーズが発売されると毎日深夜三時頃までひたすらやり込む日々が続く。

私は女で、子どもがいる。

昼間は子どもに微笑みかけながら、子どもが寝て自由になると主人公である桐生一馬が「おらぁ!」とかなんとか言いながら人を殴りつけ血しぶきが飛ぶ画面を興奮しながら操っている。

我ながらその二面性が不思議で、病んでるのかな?なんて中二病さながら思ったこともあった。

けれど、毎日夢中で仮面ライダーベルトを腰に巻き、変身ゴッコに興じる子どもたちを見て、すっと腑に落ちた。

桐生一馬は、大人の仮面ライダーなんだ。

ライダーベルトの代わりにコントローラを握りしめ、束の間、夢みたいな強さと格好よさを持った大人になり切る。

現実ではこんなに強くも格好良くもないけれど。

それでも少しだけ日常を忘れられる。

それは明日への活力につながる。

それまで子どもたちの戦いゴッコを、飽きもせずよくもまあ毎日やるわ、なんて思って眺めていたが、子どもたちの気持ちもわかるようになった。

そうだよな、確かに気持ちいいよな。

強いやつになりきるって。

私は今日も、桐生一馬に変身してくる。

そしてほんの少し強く格好良くなって帰ってくる。

そしたらまた明日、いっぱい笑うからね。